成田 達志なりた たつし

 


公益社団法人能楽協会 理事
社団法人日本能楽会会員
一般社団法人 映像実演権利者合同機構(PRE)理事
重要無形文化財(総合指定)
幸流小鼓方職分 大阪能楽養成会講師
人間国宝 曽和博朗師及び正博師に師事
TTR能プロジェクトを山本哲也と共に主催

1964年
3月2日神戸市に生れる
小学校5年生にて、曽和正博師に入門。

1974年
小鼓を始める(10歳)居囃子『女郎花』にて初舞台。(11歳)

1975年
中学校1年生にて小鼓方への道をこころざし、
人間国宝 曽和博朗師に内弟子として入門。
同時に京都能楽養成会入会。(12歳)

1976年
玄人として始めて有料公演にて 初能『舎利』金剛青年能(13歳)

1979年
『翁』ワキ鼓披く。古橋正士古希祝賀能

1982年
『乱』披く。杉浦元三郎独演三番能

1983年
『石橋』披く。河村博重独立披露能

1986年
師匠より独立を許され、能楽協会大阪支部に移籍

1988年
大阪の若手能楽師5人と共に能楽グループ『響』を結成。
新しい試みにより能楽の普及を目指す

1992年
大曲『道成寺』(シテ片山清司氏)を披く。
曽和一門会。関西テレビ報道番組に取り上げられる。
(タイトル 世襲制度への挑戦)

1994年
『翁』頭取を披く。八坂神社奉納能。(シテ金剛宗家 金剛巌氏)

1995年
大阪能楽養成会 幸流小鼓主任講師に選任。
若手能楽師の育成に力を入れる

1996年
幸流宗家より職分に取り立てられる

2002年
山本哲也と共にTTR能プロジェクトを結成
『花形能舞台』をプロデュース

2004年
重要無形文化財(総合指定)の認定を受ける

2003年
神戸新聞に隔週月曜日夕刊でコラム「能楽事始」連載開始

2004年
卒都婆小町(シテ片山九郎右衛門)を被く。

2010年
公益社団法人能楽協会 理事に就任

2014年
一般社団法人 映像実演権利者合同機構(PRE)理事に就任

2016年
芸術選奨 文部科学大臣新人賞を受賞

2020年
能楽協会大阪支部長就任
近年、東京での公演も増え、関西を中心に全国で演能に参加。

1980年より達磨会を主宰。
現在、東京達磨会をはじめ、京都・・大阪・神戸・三田・徳島・名古屋・東京にて
達磨会を主宰。能楽小鼓の普及に勤める。
現在、TTR能プロジェクトを山本哲也と共に結成。

TTR能プロジェクトへ

《海外での公演》
1980年
スペイン マドリード公演。王
宮の庭にて金剛流能『葵上』シテ金剛宗家他を勤める。スペイン国王観能

1984年
国際交流基金ASEAN公演。
フィリピン・インドネシア・タイ・韓国にて『三番三』茂山千作他勤める

1993年
米国ニューヨーク・クリーブランド公演。
メトロポリタン美術館にて能『翁』シテ観世清和
新作能『大般若』シテ梅若六郎他勤める。4/19~4/27

1994年
ギリシャ アテネ演劇祭。
ギリシャ神殿アクロポリス円形劇場にて能『葵上』シテ片山清司他勤める

1997年
米国ニューヨーク公演。JAPANソサエティーにて
ドナルド・キーン氏プロデュース『隅田川』シテ観世栄夫他勤める。10/20~10/25

2000年
米国ニューヨーク公演。JAPANソサエティーにて
『谷行』シテ観世栄夫・梅若六郎他勤める。4/1~4/11

2006年
クルーズ客船パシフィックビーナスにて
アジアクルーズ中に能楽公演。公演団長として参加。

2009年
花習塾ボストン公演。ジョンハンコックホールにて
『杜若』シテ片山伸吾・他を勤める。9/18^9/23

2010年
ギリシャ・オランダ公演。 アテネ・アクロポリス野外円形劇場及び
アムステルダムミュージックヘボウにて
「大般若」「夢の浮橋」シテ梅若玄祥他を勤める。

2011年
アメリカ公演。ポートランド・ボルチモア・フィアデルフィア
ニューヨーク・シカゴ・アーバナにて「葵上」シテ片山伸吾を勤める 3/15~3/30

2012年
ブルガリア公演 新作能「水の輪」シテ山本章弘を勤める。

2016年
ロンドン・ローマ公演 一噌幸弘コンサートツアー

2016年
パリ日本文化会館公演 小笠原匡氏プロデュース

2018年
日経能 パリ公演 「翁」「砧」

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